食品安全情報blog過去記事

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食品中の残留カルボフラン取り消し

Carbofuran Pesticide Residues in Food Revoked
05/11/2009
http://yosemite.epa.gov/opa/admpress.nsf/eeffe922a687433c85257359003f5340/30118530d0b774d7852575b30059aa8c!OpenDocument
EPAは食品中の残留カルボフラン基準を取り消す。カルボフランは現行の米国食品安全基準に合致しない有害な殺虫剤である。EPAの対応は、輸入品を含め全ての食品からカルボフランの残留を排除するだろう。最終的にはEPAはカルボフランを市場から排除するだろう。
最終カルボフラン規制は12月に発効する。EPAは使用者に対し別の管理方法への切り替えを薦める。米国ではカルボフランはごく微量しか使用されていない。
詳細は以下
Carbofuran Cancellation Process
http://www.epa.gov/pesticides/reregistration/carbofuran/carbofuran_noic.htm
子どもでの水と食品からのカルボフラン暴露がEPAの懸念レベル(0.000075mg/kg/day)を超えるため。
BMDL10(ラット胎仔脳におけるコリンエステラーゼを10%抑制する値の下方信頼限界)は0.03 mg/kg/dayであるが安全係数100にさらに乳幼児用安全係数4を導入した。