IOM President Talks About Importance of Real-Time Science During a Pandemic
May 29, 2009
http://www.nationalacademies.org/morenews/20090529.html
5月22日のScienceに発表されたエディトリアルはIOMの所長による「リアルタイムでの伝染病科学」で、H1N1インフルエンザのアウトブレイクのような時の、政策決定者のための、現在進行形の、リアルタイムサイエンスの重要性について述べている。事態が進展していく中で政策を適切に修正されていくのを助けるためには、正しく科学を行って専門的判断を伝えることが必要である。
Scienceのサイト
http://www.sciencemag.org/cgi/content/full/324/5930/987
(読めるかな？)
- IOMのパンデミックインフルエンザに関する助言
http://www.iom.edu/Object.File/Master/66/249/Pandemic_influenza_brief1.pdf
一般へのコミュニケーションの項目
ガウンやマスクなどの個人用防護用品の使用について薦めるための政策は明確で誠実に行われなければならない。一般人は知識の欠如については許容するかもしれないが、間違った情報を伝えられたり間違った方向に誘導されたりすると次の機会には公衆衛生当局を信用しなくなる。（過剰なくらいがいいという「予防的」考え方はこれが怖いわけで。オオカミ少年効果。）
マスクについては医療関係者や第一線の人向け。そしてマスクをした場合に間違った安心感を持ってしまい、手洗い頻度が落ちるなどのようなことがあってはならない、としている。
