食品安全情報blog過去記事

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子どもがメディアにアクセスしやすいことは多数の健康リスクを増やす

Easier access to media by children increases risk for influence on numerous health issues
2-Jun-2009
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2009-06/jaaj-eat052809.php
JAMAの6月3日号は子どもや若者の健康に関する特集号である。
その特集号にVictor C. Strasburger博士がコメントしている。
米国の子どもたちは1日に平均6時間以上をメディア(テレビやDVDやゲームやインターネット)とともに過ごしている。メディアには各種健康影響があり、米国では子どもの健康において最も大きな要因ではないが一定の寄与はある。
影響のある分野としては、小さいときに暴力シーンに曝されることによる実際の暴力誘発、早期のセックス、煙草などの薬物を知る、運動しないことや宣伝による肥満の加速、望ましい体型観がゆがむことによる摂食障害などを挙げている。
メディアには影響力があり、良い方向にも使えるので改革が必要。
JAMA. 2009;301[21]:2265-2266