食品安全情報blog過去記事

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米国の破産の60%以上が医療上の問題による

Over 60 percent of all US bankruptcies attributable to medical problems
4-Jun-2009
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2009-06/ehs-o6o060309.php
多くの犠牲者はミドルクラスで教育レベルが高く健康保険に加入している人たち
American Journal of Medicineの2009年8月号に発表された論文によれば、現在の不況がおこる前の2007年に、米国の家庭の破産は90秒に一件で、そのうち3/4は保険に加入していた。2007年の米国の破産総数の60%以上が医療上の問題による。2001年から2007年の間に、医療による破産の割合は50%から増加した。
医療上の問題による破産のうち92%は治療費が高いことによる直接的影響で、破産した人の医療費の個人負担額は平均$17,943(170万円くらい)であった。無保険者の負担額は$26,971、問観保険加入者で$17,749、Medicaid加入者は$14,633、Medicare加入者が$12,021、軍/退役軍人保険加入者が$6,545だった。
通常医療保険は雇用と関連し、雇用者になんらかの身体上の問題が生じるといずれ解雇されることが多いため、病気になると賃金の消失と高額な医療費の二重苦になる。