食品安全情報blog過去記事

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子どもは小さな大人ではない

Children are not small adults
06.07.2009
http://www.bfr.bund.de/cd/30143
第7回消費者保護フォーラムの紹介記事。
子どもへのリスクは成人へのリスクとは別に評価されなければならない。化合物のリスクについて評価する場合、リスク評価者は子どもは体重の割に体表面積や、呼吸や食事の量が大きいことに注意すべきである。年齢に従って代謝速度が増加し一部の物質は消化管から吸収しやすい、分解速度の遅い汚染物質は長期にわたって作用しうる。子どもたちはリスクの認知や行動が異なる。例えば乳児は食べ物でないものでも口に持って行き意図せず飲み込んでしまうことがある。子どもたちはピーナッツで窒息する。子どもの関与する中毒は重大な健康影響を及ぼすことがある。子どもは成人とは事故のリスクが違う。子どもたちは小さな世人とみなすべきではなく、別の消費者集団とみなすべきである。