食品安全情報blog過去記事

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EFSAは農薬の新しい急性リスク評価を提案

EFSA proposes new acute risk assessment for pesticides
7 August 2009
http://www.efsa.europa.eu/EFSA/efsa_locale-1178620753812_1211902785630.htm
EFSAは農薬による労働者、作業者、近傍にいる人、そして初めて住民へのリスク評価ガイドラインについてパブリックコメント募集を開始した。このガイドラインはリスク評価者にとって、農薬暴露によるリスクのより正確な推定と統一的評価を行うためのツールとなる。
EFSAの農薬とその残留に関する専門委員会(PPRパネル)は、経皮及び吸入による農薬の暴露評価方法を変更し、特に急性暴露による毒性についての追加のリスク評価を導入して新しい毒性学的参照値である急性許容作業者暴露用量Acute Acceptable Operator Exposure Level (AAOEL)の導入を提案した。この値は作業者や近くにいる人の1日暴露の現実的推定参照量となる。住人に対しては近傍にいる人の急性リスク評価でカバーされるために別の評価は必要ない。
意見募集は以下から。
Public consultation of the Scientific Panel on Plant Protection Products and their Residues (PPR) on the Draft Scientific Opinion on Preparation of a Guidance Document on Pesticide Exposure Assessment for Workers, Operators, Bystanders and Residents
http://www.efsa.europa.eu/EFSA/efsa_locale-1178620753812_1211902783304.htm
2009年9月15日まで。