食品安全情報blog過去記事

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食品中の残留化学物質に心配は要らない

No concerns over chemical residues in food
29 September 2009
http://www.nzfsa.govt.nz/publications/media-releases/2009/2009-09-22-tds-second-quarter-results.htm
NZFSAのさらなる検査結果から、ニュージーランドの消費者は食品中の残留化学物質について心配する必要はないことが示された。
NZFSAは本日トータルダイエットスタディTDS)の第2四半期の結果を発表した。この5年に1度の調査は120以上のよく食べる食品を検査してニュージーランドの人々の食事からの残留化学物質や汚染物質、栄養素などの暴露量を評価するものである。
平均的ニュージーランド人の食生活では残留化学物質による健康上の懸念はない。
第2四半期の調査では62の食品を食べるように調理してから(例えば肉は調理しバナナは皮を剥き)検査した。6万件以上の検査を行ったうち、追加調査が必要だったのは2件のみであった。
一つはトマト果汁漬けのメタミドホスが基準値0.1mg/kgをほんのわずか上回ったこと、もう一つは小麦ふすまフレークの鉛濃度が高かったこと、である。健康上の懸念はないが追加調査を行う。
結果の詳細については以下より
2009 New Zealand Total Diet Study
http://www.nzfsa.govt.nz/science/research-projects/total-diet-survey/2009.htm