食品安全情報blog過去記事

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食品中カドミウム

Cadmium in food
14.12.2009
http://www.bfr.bund.de/cd/33023
新しいパンフレット「食品中カドミウム」ではBfRは重金属を例に、食品のリスクをどのように科学的評価しているのかを示している。
カドミウムは環境中に広く存在する重金属で、土壌から食品に入る。消費者は主に食品経由でカドミウムに暴露される。カドミウムは体内に蓄積し継続的に大量摂ると腎臓や骨に傷害をもたらす。
このパンフレットでは環境中のカドミウムがどのようにして食品に入るか、人々はどの食品からどの程度食べるのか、どのようにして暴露量を減らせるのかといった疑問を取り上げている。
説明には最新のデータを使った。食品中カドミウムのリスク評価のために、BfRMRIの全国食品消費量調査IIのデータを使った。この調査では14-80才の約2万人に2005年11月から2007年1月の間の食品摂取量を尋ねている。
このパンフレットでは科学的リスク評価の個々のステップを説明している。カドミウムの例は他の食品リスクにも当てはめられる。
パンフレット
ドイツ語
http://www.bfr.bund.de/cm/238/cadmium_in_lebensmitteln.pdf