食品安全情報blog過去記事

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リスクを説明する

Depicting risk
Andrew Wadge
17 December 2009
http://blogs.food.gov.uk/roller/science/entry/picturing_risk
昨日FSAの第4回サイエンスレクチャーにDavid Spiegelhalter教授をお迎えした。Davidは優れた統計学者であるだけではなく、ケンブリッジ大学のリスクの一般的理解のための教授でもある。ベイズ統計学者として彼は自分の哲学は2つの基本原則(一つは蓋然性は実在しないそして二つ目は全てのモデルは間違っているがいくつかのモデルは他のモデルより役に立つ)により導かれると語った。
私が面白いと思ったのは我々とは違う彼のリスクを視覚的に提示する検証作業で、例えば棒グラフやアイコンや笑顔や泣き顔の絵などを使って、一生のうちに大腸がんになる人の平均数(100人中5人)が、あなたがベーコンサンドイッチを食べることでどう変化するか(1人余計)などを示して見せた。このような視覚的な方法に消費者がどう反応するかを学び、FSAのリスクコミュニケーション方法に役に立つだろう。
Davidの話を聞けなかった人はユーチューブで見ることができる。
Professor Risk
http://www.youtube.com/watch?v=a1PtQ67urG4&feature=SeriesPlayList&p=BCC82026A1F33292
(おもしろい)