食品安全情報blog過去記事

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有名人と科学2009

Sense About Science
Celebrities and Science 2009
January 04 2010
http://www.senseaboutscience.org.uk/index.php/site/about/444/
世間の人々はしばしば科学的には意味のない理論や治療法やキャンペーンに注目する。Sense About Scienceは、毎年特別な食事法から魔法の治療法やワクチンや進化に関する有名人の科学的には疑わしい主張をレビューし本当はどうなのかを科学者に聞いている。
2009年のレビューでは
・ スポーツ界のインチキ療法の流行
・ 栄養だけで全てが治ったりあらゆる病気になったりしない
・ 化学物質フリーというものは存在しない
パンフレット
Celebrities and Science 2009
http://www.senseaboutscience.org.uk/PDF/Celebrities%20and%20Science%202009.pdf
取り上げられている有名人とその非科学的主張としては(食品関連のみ)
・ インド映画界の女優Shilpa Shetty:「私は炭酸飲料は飲まない。身体から酸素を奪ってしわができるから」
・ モデルHeather Mills:「肉を食べると40年も大腸に留まって腐って病気になって死んでしまう。それが事実。」
・ 有名人シェフAnthony Worrall:「地元産の食品がいつだって健康に良い。何千マイルも運ばれた食品より栄養価が遙かに高いから」
・ 俳優Roger Moore:「フォアグラを食べるとアルツハイマーや糖尿病や関節炎になる。」
・ たくさんの人たち「酢を摂ると脂肪が燃えやすい」
それぞれ科学者からのコメントがついている
進化についてはドーキンスもコメント
良い傾向としては、多くの人たちが公の場で話す前に科学者に確認するようになったこと、マスメディアで疑似科学批判が行われ根拠に基づいた考え方をするよう話す人が増えたこと。