食品安全情報blog過去記事

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微量の鉛が子どもたちの腎臓を傷害するかもしれない

Small amounts of lead may damage children's kidneys
11-Jan-2010
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2010-01/jhmi-sao010610.php
CDCが「懸念がある」と定義している濃度より低い量の体内鉛が腎機能を悪化させているかもしれないという論文。Archives of Internal Medicineの1月11日号に発表された。
1991年にCDCは「懸念がある」子どもたちの血中鉛濃度を30 microg/dLから10microg/dLに引き下げた。しかしJohns Hopkins大学の研究チームは12-20才の10代の健康な子どもたちや若者769人の血中鉛濃度と腎機能(糸球体ろ過速度を調べ、2.9 microg/dL以上で1 microg/dL以下の子どもたちより機能が低いことを報告した。