食品安全情報blog過去記事

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産地表示についての研究発表

Research on 'country of origin' labelling published
Thursday 14 January 2010
http://www.food.gov.uk/news/newsarchive/2010/jan/coolresearch
FSAは人々が産地表示を含む食品の表示をどのように理解しているかについての一連の研究を委託した。5つの研究を一つの報告書にまとめて発表した。
重要な知見としては
・産地表示については知っているが消費者が購入する際に大きな関心事項ではない
・どの食品の産地を気にするか尋ねると最も多かったのは肉と肉製品であった。
・産地表示より値段や安全性に関する情報の方が重要だと消費者には思われている。
・産地が重要である場合にはほんの少し値段が高くてもいいと考える消費者もいる
・産地が動物の生まれた場所なのか、育てられたりと屠殺されたりした場所なのか製品として製造された場所なのかについては消費者は混乱している。
・2005年には69%だったが現在28%の食肉に産地表示がある。
・肉製品の44%に肉成分の由来が表示してあり2005年の19%から2倍以上になった。
報告書は以下から
Country of origin labelling: A synthesis of research
http://www.food.gov.uk/science/socsci/surveys/coolsynth