食品安全情報blog過去記事

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お金ではなくて体重を減らそう

Lose ‘lbs’ not ‘£s’
Andrew Wadge
01 February 2010
http://blogs.food.gov.uk/roller/science/entry/lose_lbs_not_s
日曜日のDaily MailのHannah Sutterの主張「政府が運動して食べる量を減らそうと助言しているせいで人々が太る」はあまりにも馬鹿馬鹿しいが私は反応すべきだと感じた。
彼女は我々の炭水化物主体の食事助言は現代の運動しない生活には正しくないと主張している。彼女は白米やパスタやパンが栄養価が無く脂肪に変わると説明している。
確かにパスタでおなかいっぱいにして全く動かなかったら体重が増えるだろう。炭水化物だけではなくあらゆる食品由来のカロリーは、使わなければ脂肪として蓄えられる。だから我々は人々に食べる量を減らして運動量を増やすように薦めているのだ。問題は人々が正しい量食べていない、運動していないということだ。
おもしろいことにDaily Mailは、本業は科学者ではなく弁護士であるHannah Sutterが独自のケトーシス理論に基づく痩身プログラムを販売していることを無視していることだ。この方法は健康的な食習慣を作るものではなく、インチキダイエットの一つである。
政府の食生活への助言は多様な食品からなるバランスのとれた現実的で長期に継続できる健康的な食生活をというものである。Ms Sutterが政府の助言に従わない人々が太る可能性について考えていないことに驚いた。