食品安全情報blog過去記事

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2010年2月10日の議題とペーパー

ACNFP Agenda and Papers: 10 February 2010
http://www.acnfp.gov.uk/meetings/acnfpmeet10/acnfpmeet100210/acnfpagen100210

ほ乳類の健康に対する3つのGMOの影響について
EFFECTS OF THREE GMOs ON THE HEALTH OF MAMMALS
http://www.food.gov.uk/multimedia/pdfs/acnfp9612gmo
GMトウモロコシ3つ(NK603、MON810、MON863)の90日間混餌投与試験のデータをフランスの反GM・反農薬NGOであるCRIIGENの研究者らが再解析し論文が発表された。この論文は2007年のMON863についての論文の延長で、2007年の論文についてもACNFPが言及したことがある。
今回の論文についてはフランスバイオテクノロジー高等審議会が「肝臓や腎臓への何らかの毒性を示唆する科学的要素はない」という結論を発表している。FSANZもまた「報告されている変化は単に偶然によるものであることを確信し続けている」と結論している。
FSAの内部専門家も、たとえ統計が適切であってもこの論文の主張する肝毒性を誘発するという結論には同意できない。
セラリーニ論文の件
http://d.hatena.ne.jp/uneyama/20091228#p3