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全国食事栄養調査の結果が発表された

National Diet and Nutrition Survey published
Tuesday 9 February 2010
http://www.food.gov.uk/news/pressreleases/2010/feb/ndns09
新しい全国食事栄養調査(NDNS)の初年度の結果から、英国人は10年前に比べて飽和脂肪、トランス脂肪、添加糖の摂取量が減っていることが示唆された。
成人の飽和脂肪摂取量は総エネルギー量の12.8%と2000/01の13.3%に比べてわずかに減少した。またトランス脂肪摂取量もわずかに減って食品のエネルギーの0.8%と推奨レベル以内になった。さらに成人の平均で1日野菜や果物を4.4単位食べていて、1日5単位のガイドライン値を満たしているのは1/3以上になった。
このような喜ばしい兆候はあるものの、まだ飽和脂肪の摂取量は推奨量のエネルギーの11%より多く、添加された砂糖の摂取量も推奨レベルの11%より高い12.5%である。
全体としては英国人の栄養と食事は1992年と2001年の間に行われた一連の調査と大きく変わらない。好ましい変化も示唆されるが、新しい栄養上の問題もない。
他の知見としては
・繊維や魚の摂取量が少ない、11-18才の少女と女性の鉄摂取量が少ない。
詳細データは以下より
http://www.food.gov.uk/science/dietarysurveys/ndnsdocuments/