食品安全情報blog過去記事

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窒息予防のための新しいAAP方針

米国小児科学会
NEW AAP POLICY ON CHOKING PREVENTION
Monday, February 22, 2010
http://www.aap.org/advocacy/releases/feb2210studies.htm
窒息は、特に3歳以下の子どもにとって主要な死亡や怪我の原因である。何でも口に入れる小さい子どもの窒息の原因は食べ物、おもちゃ、コインが多い。米国小児科学会AAPは子どもの窒息予防のための方針をPediatricsの3月号に発表した。
内容としては以下のようなものを含む。
・窒息リスクの高い食品に警告表示を
・窒息ハザードが相当ある食品は回収
・窒息事故の全国モニタリングシステムをつくる
・企業は窒息リスクを最小化するようなデザインを
・保護者や教師や子どもの世話をする人達には窒息への救急対応方法を教える
Policy Statement—Prevention of Choking Among Children
PEDIATRICS (doi:10.1542/peds.2009-2862)
http://pediatrics.aappublications.org/cgi/content/abstract/peds.2009-2862v1
オープンアクセス
子どもの窒息による死亡で最も多い食品がホットドッグで、他にハードキャンディ、ピーナッツやナッツ、種、ブドウ、生のニンジン、リンゴ、ポップコーン、ピーナッツバターの塊、マシュマロ、チューインガムなど
(子どもはねぇ・・)