食品安全情報blog過去記事

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食中毒、野生ヤムイモ フィリピン

Food poisoning, wild yams – Philippines
09-APR-2010
http://www.promedmail.org/pls/otn/f?p=2400:1001:4257009584877253::NO::F2400_P1001_BACK_PAGE,F2400_P1001_PUB_MAIL_ID:1010,82164
4月8日のInquirer.netから
フィリピン北Cotabatoで合計70人の先住民族ルマドlumadが野生のヤムイモを食べて入院した。幸い死者はいない。干ばつによる食糧不足が原因。
野生のヤムイモは栽培種と違って厳しい気候条件でも育つが中枢神経抑制作用を持つアルカロイドジオスコルチンを含む。作用はピクロトキシンに類似する。この根を食用にするには数日間おが屑と一緒に水に漬けておくなどの処置が必要。青酸配糖体を含むキャッサバとは異なる。