NCI
大統領のがん委員会
President's Cancer Panel
http://deainfo.nci.nih.gov/advisory/pcp/pcp.htm
新しい報告書が発表された
REDUCING ENVIRONMENTAL CANCER RISK
What We Can Do Now
http://deainfo.nci.nih.gov/advisory/pcp/pcp08-09rpt/PCP_Report_08-09_508.pdf
これについて環境化学物質によるがんリスクを過剰に見積もっているという批判が米国がん学会などの専門家から出ている。
理由は個人ができることとして家に入る前に靴を脱ぎ、作業服は外で専用の洗濯機で洗う、水道に濾過装置をつける、プラスチック容器を避ける、農薬や化学肥料を使わない農作物を買う、放し飼いチキンを買う、美観のための農薬は使わない、電気はこまめに消す、自動車は使わず歩いたり自転車を使う、電磁波を避けるために携帯電話はできるだけ使わない、医療用診断装置の使用はできるだけ少なく、外に出るときは紫外線にあたらないように、などとまるで素人の環境活動家のような助言をしているため。
ACS Pressroom Blog
Cancer and the Environment
http://acspressroom.wordpress.com/2010/05/06/cancer-and-the-environment/
環境中汚染物質のような微細なリスクや携帯電話の電磁波のような証明されていないリスクを大げさに主張することで、煙草・肥満・アルコール・感染症などのようなより重大な証明されているリスクへの対策をおろそかにするのは賢明ではない。
