食品安全情報blog過去記事

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コクランライブラリー

Cochrane Database of Systematic Reviews 2010, Issue 5発表

  • シフト労働者の怪我やエラーの予防のためのカフェイン

Caffeine for the prevention of injuries and errors in shift workers
http://www.mrw.interscience.wiley.com/cochrane/clsysrev/articles/CD008508/frame.html
効果があるかも

Traditional Chinese herbal products for stable angina http://www.mrw.interscience.wiley.com/cochrane/clsysrev/articles/CD004468/frame.html
根拠不十分

  • スペシャルコレクション 鍼:伝統と近代科学が出会う

Acupuncture: ancient tradition meets modern science
http://www.thecochranelibrary.com/details/collection/691705/Acupuncture-ancient-tradition-meets-modern-science.html
鍼は世界でも最も古い治療法のひとつである。伝統的鍼理論によればエネルギーが体中にある経絡(meridians)を巡り、この循環が妨げられると痛みや病気が発生する。エネルギーの循環を取り戻すために全身に400ほどあるツボを針で刺激する。時に針に電気刺激が加えられる。
研究の結果、鍼は神経系の神経伝達物質放出を刺激して効果をもたらす可能性が示唆されている。
比較的安全な治療法であるため効果があるかどうか検討することに意味があると考えられ、コクランレビューグループは各種健康影響をレビューした。ここにこれまで発表された25以上のレビューを提示する。さらに30以上が現在レビュー中である。
以下喘息、緑内障過敏性腸症候群、頭痛、鬱、統合失調症、筋や骨格器系疾患、嘔吐や吐き気、神経系疾患、睡眠障害、禁煙や薬物依存、妊娠、出産と鍼の効果についてのレビュー。
(根拠が不十分という結論がほとんどなのであまり期待しない方が)