- バーガーダイエットは子どもの喘息と喘鳴を増やす
Burger diet boosts kids' asthma and wheeze risk
2-Jun-2010
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2010-06/bmj-bdb060210.php
Thoraxに発表された大規模国際試験によれば、少なくとも先進国では1週間に3個以上のバーガーを食べると子どもの喘息と喘鳴リスクが増えるかもしれない。一方野菜や果物や魚の多い食生活はリスクを下げるように見える。
1995年から2005年に世界20か国の8-12才の5万人の子どもたちのデータを集めて解析した結果。
（交絡因子多そう）
- 一才の定期ワクチン接種に神経心理学的悪影響はない
On-time Vaccine Receipt in the First Year Does Not Adversely Affect Neuropsychological Outcomes
Michael J. Smith, MD, MSCE, Charles R. Woods, MD, MS
PEDIATRICS (doi:10.1542/peds.2009-2489
http://pediatrics.aappublications.org/cgi/content/abstract/peds.2009-2489v1
推奨どおりにワクチン接種を受けた子どもと、時期を遅らせて受けたか受けなかった子どもの7-10才時点での神経心理学的結果を比較した。各種検査項目で推奨通りの時期にワクチン接種した群のほうが遅らせた群よりむしろ成績が良く、有害影響は見られなかった。
ワクチンを遅らせることにメリットはない
- 英語圏におけるカイロプラクティック宣伝
Chiropractic claims in the English-speaking world
THE NEW ZEALAND MEDICAL JOURNAL
Edzard Ernst, Andrew Gilbey
http://www.dcscience.net/Ernst-Gilbey-Chiropractic-claims-NZMJ.pdf
カイロプラクティック業界では根拠のない宣伝が極めて多い。
カイロプラクターのウェブサイト200とカイロプラクティック協会のウェブサイト9のレビューを行ったところ、95%に少なくともひとつの根拠のない治療効果についての宣伝があった。喘息や感染症などに効くという宣伝がなされている。
