食品安全情報blog過去記事

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E-Factor 2010年6月号

June 2010 issue of the Environmental Factor
http://www.niehs.nih.gov/news/newsletter/index.cfm
豆乳ベースの乳児用ミルク(SIF)の安全性についての報告
NTP Tackles Soy Infant Formula Safety
SIFを摂っている乳児には発育への悪影響について「最小限の懸念があるminimal concern」としたNTPの要約案は賛成6反対3(2人は懸念レベルが低すぎる、1人は懸念レベルが高すぎるので反対)で認められた。
「豆乳に含まれるゲニステインやその配糖体であるゲニスチンを齧歯類に投与したときに悪影響が見られる濃度よりSIFを与えられている乳児の血中濃度は高いが、いろいろな化合物の混合物であるSIFを与えた場合の影響はゲニステイン単独を与えた場合とは異なるかもしれない」、という意見や、「SIFは既に60年以上に渡って2500万人以上の赤ちゃんに与えられていて有害影響は知られていない」「最小限の懸念があるという文言は悪影響があるかもしれないという意味にとられて不必要な不安を誘発するかもしれない」という意見有り。
BPAに比べるとかなり甘い。ダブルスタンダードBPAに対して厳しすぎるだけだけど。)