食品安全情報blog過去記事

はてなダイアリーにあった食品安全情報blogを移行したものです

動物の飼料にAmbrosiaの種子が存在することの公衆衛生・動物の健康または環境に与える影響についての科学的意見

Scientific Opinion on the effect on public or animal health or on the environment on the presence of seeds of Ambrosia spp. in animal feed
10 June 2010
http://www.efsa.europa.eu/en/scdocs/scdoc/1566.htm
キク科ブタクサ属の植物は世界中に分布しており、ブタクサはヨーロッパではいくつかの地方で集団で生えている。種による拡散は自然におこる他に動物や人の移動にもよる。
他の植物を絶滅に追い込んでいるという根拠はないが生態学的研究が必要である。
ヒトへの有害影響としてはアレルギー誘発性がある。動物、特に馬でもアレルギーになる。家畜用の加工飼料では種はほぼ完全に破壊されているが鳥の餌にはしばしば混入しているため拡散に寄与している可能性がある。