食品安全情報blog過去記事

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FSAはサバ中毒について助言

Agency advice on scombrotoxic fish poisoning
Friday 13 August 2010
http://www.food.gov.uk/news/newsarchive/2010/aug/sfp
FSAはこの夏サバ中毒が多数発生しているため、ケータリング業者や消費者に魚の適切な冷蔵について再度注意換気する。サバ中毒はマグロやサバやニシンなどの魚を食べることに関連し、適切に冷蔵されていない場合に発生する。温度が高いと細菌が増殖してヒスタミンの量が増加する。加熱ではヒスタミンは分解されない。
6月末から7月末までの間に健康保護局にサバ中毒の事例4件患者10人が報告されている。全ての事例がケータリングで、食品の取り扱いまたは冷蔵管理が不適切だったと考えられる。
HPAによる報告
Health Protection report
Volume 4 Number 32 Published on: 13 August 2010
Recent outbreaks and incidents of scombrotoxic fish poisoning in England poisoning
http://www.hpa.org.uk/hpr/news/default.htm#scmbr
ヒスタミンの濃度が高いものは4500ppm以上
1992年から2009年のサバ中毒アウトブレイクイングランドウェールズで71件336人が報告されている。