食品安全情報blog過去記事

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ダメになったヒト向け食品を動物に与えること

Feeding Spoiled Human Food to Animals
September 2010
http://www.nzfsa.govt.nz/hot-topics/feeding-spoiled-human-food-to-animals.htm
ヒトが食べられなくなった食品を動物に与えようと考えることがあるかもしれない。しかしその前に以下の点を守ること。
1.動物が病気になるほど傷んでいてはならない。おおまかな目安として、臭いや見た目で腐っているものは動物に与えるべきではない。
2.色素や香料などの食品ではない添加物が含まれる場合、動物にとっては安全ではないかもしれない。その添加物がその動物に安全であることがわからないのであれば与えてはならない。
3.ココアやチョコレートを含む食品をイヌやネコに与えてはならない。特にダークチョコレートとミルクチョコレートは動物に良くない影響を与える。
4.動物に食べさせる前に食品の包装やタグや飾りは全て取り除く。食品包装は動物を重大な病気にすることがある。
5.動物が食べたときに物理的傷害を与えるものであってはならない。骨や小さな堅い者に注意する。
6.反芻動物の肉や肉製品を含む食品は反芻動物には食べさせてはならない。つまり、牛肉やヒツジ肉を含む食品をウシ、ヒツジ、ヤギ、アルパカやその他の反芻動物に食べさせてはならない。
7.肉や肉製品を含む食品を豚に食べさせるときは最低100℃で1時間以上加熱しなければならない。