- Annals of Internal Medicineから
Embargoed news from Annals of Internal Medicine
4-Oct-2010
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2010-10/acop-enf092810.php
１．減量の際には食べる量と同じくらい睡眠が大事
過体重である以外には健康な10人の成人を軽いカロリー制限下で5.5時間または8.5時間睡眠に振り分けて2週間後、8.5時間睡眠群のほうが体脂肪喪失率が56%多かった。睡眠制限群ではグレリン濃度が高く、これが脂肪が減りにくい原因かもしれない。
- Mayo クリニックが身体の上半身と下半身は異なる体重増加を示すことを発見
Mayo Clinic finds upper, lower body gain weight differently
4-Oct-2010
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2010-10/mc-mcf100110.php
PNASに発表された論文によれば、腹部の脂肪が増加するとメタボリック症候群のリスクが高くなるが太股などの下半身の脂肪増加はリスクを低下させるようだ。Michael Jensen博士は男性15人女性13人の28人のボランティアに8週間巨大なキャンディーとアイスクリームシェーキと高カロリー飲料とその他好きなものをたくさん食べてもらって平均で上半身2.5kg、下半身1.5kgの脂肪を増やした。過食前後の体脂肪や脂肪細胞の大きさなどを測定し、腹部の脂肪増加は主に脂肪細胞が巨大化することで、下半身の脂肪増加は細胞数が多くなることでおこることを示した。この知見は成人では脂肪細胞の数は増えないという説に反する。
Regional differences in cellular mechanisms of adipose tissue gain with overfeeding
Published online before print October 4, 2010, doi: 10.1073/pnas.1005259107
http://www.pnas.org/content/early/2010/09/27/1005259107.abstract?sid=92787d56-d3c0-43f3-bc72-1f97498f2ce1
（実験参加者はその後もとの体重に戻ったんだろうか？）
- 子ども、男性、黒人が食物アレルギーリスクが高い
Children, males and blacks are at increased risk for food allergies
4-Oct-2010
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2010-10/nioe-cma100110.php
Journal of Allergy and Clinical Immunologyに発表された論文によると黒人の男の子の食物アレルギーリスクが一般集団より4.4倍高い。
Liu AH et al.
National prevalence and risk factors for food allergy and relationship to asthma: Results from the National Health and Nutrition Examination Survey 2005-2006.
J Allergy Clin Immunol. DOI: 10.1016/j.jaci.2010.07.026
