食品安全情報blog過去記事

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EurekAlert(http://www.eurekalert.org)より

Caffeinated alcoholic beverages -- a growing public health problem
29-Nov-2010
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2010-11/ehs-cab112910.php
American Journal of Preventive Medicine, Volume 40, Issue 2に発表された解説。

  • 代替療法は喘息患者を呼吸困難のまま放置しているかもしれない

Alternative therapies may leave asthmatics gasping
30-Nov-2010
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2010-11/uom-atm113010.php
Canadian Respiratory Journalに最近発表された知見によれば、喘息の子どもの親の約13%が代替療法に変えている。先の調査では60%近くの保護者が代替療法が役に立つと信じていることが示されている。しかし質の高い研究では、鍼やホメオパシーカイロプラクティックやハーブなど代替療法に喘息への効果はない。保護者は効果のある治療を行わないことを含めた代替療法のリスクを知らない可能性がある。さらに代替療法を用いている子どもたちはそうでない子どもたちに比べて喘息の管理に失敗している率が2倍であることも確認された。

  • 研究者らは砂糖、糖尿病、攻撃性の関係を発見

Researchers find link between sugar, diabetes and aggression
30-Nov-2010
http://www.eurekalert.org/pub_releases/2010-11/osu-rfl113010.php
新しい研究によれば頭に血が上った時、スプーン一杯の砂糖で少なくともしばらくの間、頭を冷やすかもしれない。
砂糖入りのレモネードを飲むと見知らぬ人への対応が砂糖代用品入りのレモネードを飲んだ場合より攻撃的ではない。これはグルコースが自己制御のためのエネルギーを供給したためだろうと研究者は考えている。二つの論文でオハイオ州立大学のコミュニケーションと心理学の教授Brad Bushmanはグルコース代謝や利用に問題があると攻撃性が高く他人を許せないという根拠を提示している。
レモネード研究はAggressive Behaviorにオンライン発表された。
Personality and Individual Differencesに発表された研究では2型糖尿病患者にアンケート調査を行って糖尿病の症状が重いほど他人への許容度が低いことを示した。
(微妙)