食品安全情報blog過去記事

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欧州委員会はミツバチの死亡対策を進める

Commission steps up efforts to tackle bee mortality
欧州議会欧州理事会への、ミツバチの健康に関する欧州委員会からのメッセージ
COMMUNICATION FROM THE COMMISSION TO THE EUROPEAN PARLIAMENT AND THE COUNCIL on Honeybee Health
6.12.2010
http://ec.europa.eu/food/animal/liveanimals/bees/docs/honeybee_health_communication_en.pdf
EU内外でミツバチの死亡率増加が報告されている。欧州議会欧州委員会に事態の解決を求めており、各種対策が実施または計画されている。このメッセージはミツバチの健康に関する「重要な問題」と欧州委員会が予定している「重要な対応」を明確にすることが目的である。
EUには約70万の養蜂家がおり、そのうち97%が非専門家で67%の巣を所有している。ハチミツの生産量は20万トンと推定されている。養蜂部門に関しては畜産などのような部門と大きく異なる事業実態(趣味、移動など)を考慮しなければならない。
ミツバチの健康に影響する要因は多様である。GMOについては関連するという根拠はない。
ミツバチの病気に関する科学的知見が乏しいこと、病気の治療薬があまりないことなど課題がある。養蜂業はあまり規制されていないので養蜂業のガイドライン作成なども役立つかもしれない。
(どのくらい減ってるのかも把握できていないというのが現状。)