SMC
‘Beware quick-fix diets’ – NZ nutrition experts
December 16th, 2010
http://www.sciencemediacentre.co.nz/2010/12/16/beware-quick-fix-diets-nz-nutrition-experts/
サマーホリデーシーズンが近づき、簡単に痩せたい人達に気まぐれなダイエット法が魅力的に見える。最近流行のダイエット法に栄養専門家が警告する。
ニュージーランドの栄養士団体Dietitians New Zealandがヒト絨毛性ゴナドトロピン（hCG）ダイエットなどのダイエット法に対して懸念を表明する新しい声明を発表した。
ニュージーランド栄養士会会長Jan Milne
最近流行しているhCGダイエットには重大な懸念を抱いている。この方法は厳しいカロリー制限とhCGを組み合わせたものである。hCGは妊娠中に胎盤が作るホルモンで、不妊治療医院でのみ使用が認められているが、インターネットで、希釈した「ホメオパシー製剤」としてダイエット企業から販売されている。1日に500カロリーという極めて少ない食事で、空腹の症状をhCGで誤魔化すという。ニュージーランドではhCGは処方がある場合にのみ使える医薬品で、不妊治療以外の使用は認められていない。しかしホメオパシードロップに含まれる10 ppm以下の濃度では輸入されている可能性がある。
声明の共同発表者で登録栄養士のAmanda Johnson
hCGダイエットには長い歴史がある。最初は1950年代にDr ATW Simeonsが宣伝した。効果がないことがわかってから痩身用には薦められていない。
このような「魔法の」ダイエット法は簡単に痩せたい人には完璧な解決法に見えるかもしれないが、結果的にリバウンドでさらに体重が増える可能性がある。夏は特に直ぐに痩せたがる人が増えるが、「簡単な」「魔法の」ダイエット法に惑わされてはならない。
声明の共同発表者で登録栄養士のSiobhan Miller
hCGダイエットなどの流行のダイエット法には近づかないこと。上手に痩せるには食事とライフスタイルの長期的変化が必要である。簡単な、魔法のダイエット法は存在しない。
食べる量を減らし運動すること。
（日本にもあるんだ。しかもホメオパシーだから何も入ってなくていいわけだ・・。）
