食品安全情報blog過去記事

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USDAは2010ミツバチコロニー崩壊疾患進捗報告書を発表

USDA Releases 2010 Honey Bee Colony Collapse Disorder Progress Report
December 17, 2010
http://www.ars.usda.gov/is/pr/2010/101217.htm
CCD研究の現状をまとめた報告書を発表した。
明確な原因はまだ不明ではあるが、CCDが単独または組み合わせで作用する多様な要因により誘発される症候群であるという仮説が支持されている。全ての症例で要因の組み合わせが同じではないかもしれない。
報告書本文
Colony Collapse Disorder Progress Report
http://www.ars.usda.gov/is/br/ccd/ccdprogressreport2010.pdf
ちなみにここで関係ある可能性のある農薬として名前が挙がっているのは、varroa mitesコントロール用に養蜂に使用が認められているクマホスとフルバリネート。そしてコロニーの健康状態の悪さ、不適切な食事、長距離輸送。(つまり全部養蜂業内部の問題。)