食品安全情報blog過去記事

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たまげた発明(

eggとextraordinaryのひっかけの訳、のつもり)
An eggstraordinary invention
07 January 2011
Posted by Andrew Wadge
http://blogs.food.gov.uk/science/entry/an_eggstraordinary_invention
美味しくて安全な英国風ソフトゆで卵の朝食を楽しんでいたら、中国のニセ卵の話を耳にした。
英国ではニセウォッカ、腐ったチキンを漂白して再販売した、水牛のミルクで作るモッツァレラが牛乳由来だった、バスマティ米にもっと安い米が使われていた、などのたくさんの偽装があるが、ニセ卵にはお目にかかったことはない。
この話は信頼できる筋のものではないようなので本当かどうかはわからないが、中国では詐欺師がニセ卵を作っているという噂はたくさんある。卵がアルギン酸、カリウムみょうばん、ゼラチン、塩化カルシウム、炭酸カルシウムなどの化合物から偽造されるというのだ。このような卵は栄養がないだけでなく長期摂取は有害であろう。幸いニセ卵は化学臭がして卵の味は全くしないと報道されているため、人々が食べることはあまりないだろう。
ニセ卵を一個一個手作りする手間を考えると本物の卵より安いかどうか疑わしい−英国では安くないだろう。しかしこの話は詐欺師がお金を稼ぐためなら人々の健康を犠牲にしてどこまでやるものか、規制機関や調査が健康保護のために重要であることを強調する。食品偽装が疑われる場合にはウェブサイトから報告できる。
今週はさらにダイオキシン汚染卵についての調査状況についても最新情報がウェブに掲載されている。

引用されているニュースサイト
Chinese consumers deal with fake eggs
Jan 08, 2010
http://www.allvoices.com/contributed-news/4970513-chinese-consumers-deal-with-fake-eggs