食品安全情報blog過去記事

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アキー中毒 ジャマイカ(第2報)

Ackee poisoning - Jamaica (02)
26-FEB-2011
http://www.promedmail.org/pls/otn/f?p=2400:1001:3496624205643286::NO::F2400_P1001_BACK_PAGE,F2400_P1001_PUB_MAIL_ID:1000,87273
2011年2月24日 Stabroek newsより
3ヶ月以内にジャマイカでアキーにより23人が死亡
ここ3ヶ月以内にアキー中毒によると確定された死者が23人、疑い事例が194人。この極めて異常な死亡率について政府の化学者が果物の検査を行っている。
患者は主に北東地域、一部西部で、過去のアキー中毒とは様相が異なる。これまでは主に子ども達の事例で、分布は国内一様であった。今回の主な被害者は25-44才である。
1つの原因としては、12月がとても寒かったためアキーが熟すのが遅れ人々が無理矢理果実を開かせている可能性がある。アキーの輸出先では中毒は報告されていない。これは輸出用アキーについては毒素であるヒポグリシンの検査を行っているからであろう。