食品安全情報blog過去記事

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EFSAの理由つき意見書:お茶、ハーブティー、スパイス、ローズヒップ及び生鮮ハーブにニコチンの暫定MRLを設定

Reasoned opinion of EFSA: Setting of temporary MRLs for nicotine in tea, herbal infusions, spices, rose hips and fresh herbs
EFSA Journal 2011;9(3):2098 [50 pp.].
04 March 2011
http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/2098.htm
欧州委員会は欧州茶委員会(ETC)と欧州ハーブ茶協会(EHIA)から、お茶やハーブ茶にRegulation (EC) No 396/2005で設定された規制値を超えるニコチンが含まれているかもしれないと通知された。ニコチンが存在する理由については事業者が調査中である。ニコチンがフードチェーンに入る理由のいくつかの可能性については示唆されているが(タバコの混入)、さらなる汚染防止のためには何をコントロールすべきなのかについて調査が必要である。事業者が問題の可能性に気がついて監視強化を開始している。約50か国産のお茶やハーブティーやハーブについて1332検体の検査結果がEFSAに提出された。これらの結果に基づいてETC とEHIAは既存MRLの改訂を求めた。
(タバコの栽培やめればいいんじゃないの?)