食品安全情報blog過去記事

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「パインマウス」と松の実を食べること

"Pine Mouth" and Consumption of Pine Nuts
Page Last Updated: 03/14/2011
http://www.fda.gov/Food/ResourcesForYou/Consumers/ucm247099.htm
昨年FDAは消費者から松の実に関する苦い金属様の味について多数の苦情を受け取った。この味は「パインマウス」として知られ、松の実を食べてから12-48時間後に始まり平均で数日から2週間続く。この期間に別のものを食べると悪化し、食事の楽しみや食欲を有意に低下させる。この症状は時間が経つにつれ消失し特に有害な臨床上の症状はない。
消費者からの苦情が増加しているため、FDAは質問票を作成して苦情を報告した消費者からの情報を集めて解析した。わかったことは「パインマウス」に関連する松の実の多くは生で食べた場合(スナックやサラダ、パスタソースの成分)で、松の実を食べているときには特に悪臭も異常も感じていないということだった。最終的にFDAは「パインマウス」は典型的な食物アレルギーとは明確に異なる松の実への有害反応であると確認できた。
FDAは消費者苦情の解析を継続し原因究明を計る。パインマウスを経験した消費者はFDAに報告できる。