食品安全情報blog過去記事

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小麦アレルギーのカナダ人にとって重要な情報

Important Information for Canadians with Wheat Allergies
May 19, 2011
http://www.hc-sc.gc.ca/ahc-asc/media/advisories-avis/_2011/2011_71-eng.php
ヘルスカナダは重症の小麦アレルギーのカナダ人に対し、オート麦や大麦などのような他の穀物も、栽培や収穫の方法によっては低濃度の小麦を含む場合があることについて注意する。
ほとんどの小麦アレルギーのカナダ人はもっと大量の暴露に対してのみ反応するが、極微量でも反応する人達にとっては成分表示を見る時に注意が必要である。小麦アレルギーの子どもの方が大人より少ない量で反応しやすい。
穀物はしばしば他の穀物の近くで栽培され、同じ機器を使って収穫される。従って小麦が他の穀物にごく僅かでも混入しないようにするのは極めて困難である。このような微量の存在で反応する消費者はごく僅かであるため、アレルギーのある消費者やアレルギーのある子どもの保護者は食生活を変えることを決める前に医師に相談すべきである。
極微量の小麦に反応する小麦アレルギーの人は包装の表示を良く読んで、製造業者に微量の小麦の混入の有無を確認するように。「純粋オート麦」のような、小麦が混入しないように加工された食品もある。またヘルスカナダは企業に対し、微量の小麦が存在する可能性があることを示す「含まれるかもしれませんmay contain」表示を薦めている。