食品安全情報blog過去記事

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FVO視察報告書

ブラジル 生きた動物と動物製品の、動物用医薬品のコントロールを含む残留物質や汚染物質のモニタリング
BR Brazil - The monitoring of residues and contaminants in live animals and animal products, including controls on veterinary medicinal products
http://ec.europa.eu/food/fvo/ir_search_en.cfm?stype=insp_nbr&showResults=Y&REP_INSPECTION_REF=2011-8862
2008年以降RASFFに残留動物用医薬品に関する31の通知があり、そのうち25件が牛肉製品のイベルメクチン、1つがコンビーフのアバメクチン、3件が牛内臓のニトロフラゾン、1件が家禽のスルファキノキサリン、1件がポークケーシングのジヒドロストレプトマイシンとマルボフロキサシンだった。
視察の結果EU指令に則ったモニタリング計画はあるが必ずしも現場の使用状況に即していない、分析が不適切、検査計画を発表しているので検査対象になっていない薬物を事業者が違法に使う結果になっていることなどを指摘。いくつか改善のための助言を行った。