食品安全情報blog過去記事

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限られた予算のなかで健康的な食事−専門家の助言

SMC
Healthy eating on a budget – expert tips
December 15th, 2011.
http://www.sciencemediacentre.co.nz/2011/12/15/health-eating/
クリスマスがやってくる、多くのニュージーランド人にとってご馳走の季節であるが、基本的食べ物すらままならない人々も多い
食糧に困っている人達が増加している。
今年初めに発表された成人栄養調査の結果、1997年から2008/9年の間に食糧が足りている世帯は男性で78.5%から61.7%に、女性で73.0%から56.6%に低下している。14才以上で食糧不足を経験したことのある人は男性で1.6%から5.6%に、女性で3.8%から8.8%に増加している。
公式の貧困ラインはないものの、ニュージーランドの世帯は厳しい経済環境に直面しているのは明確である。
全体としては野菜や果物を多くして必要のない脂肪・砂糖・塩を減らすことが健康によい。
我々は専門家に子どもから高齢者までのいろいろな人達がどうやったら健康的に食べられるかについて助言を求めた。
厳しい時には:
・週に一回、買い物リストをもとに買い物する
・季節のもの、特売品や安価な自家製ブランドのものを買う
・肉は高いので安い細切れを買って豆や野菜で増量する
・お腹が空いたときに買い物しない
・水道水を飲む
スロークッカーで安い硬い肉を美味しく調理できる
オートミールなどのプレーンシリアルはお買い得
・乾燥豆は安くて健康的
・野菜の中ではキャベツやニンジンが安くていろいろ使える
Winsome Parnell教授
・図書館に行って安価な料理レシピ本からアイディアをもらう
・バルクで買う
・缶詰や冷凍野菜果物は廃棄物がない
Elaine Rush教授
・食糧不足は太平洋諸島民族やマオリで増えている(ただ世界一肥満なのも太平洋諸島)
栄養士Mafi Funaki-Tahifote
栄養士Leonie Matoe

子どもの貧困研究者Donna Wynd
・子どもには朝シリアルとミルクを。
Julian Jensen(高齢者向け助言)
・定期的に家族や他の人と一緒に食べることを薦める
栄養アドバイザーDelvina Gorton
・経済的に厳しいときは健康的食生活がおろそかになるが健康のためには食事にお金を使う必要がある
栄養士Louise Beckingsale
・キャベツとニンジンを常に(といいつつ写真がセロリとニンジンである)