食品安全情報blog過去記事

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その他ニュース

  • 辛いトウガラシにも水が必要

ScienceNOW
Spicy Chilies Need a Drink of Water, Too
20 December 2011
http://news.sciencemag.org/sciencenow/2011/12/spicy-chilies-need-a-drink-of-wa.html?ref=hp
もし辛いサルサを食べようと思うならコップ一杯の水やミルクを準備した方が良いというのは常識である。中央アメリカや南アメリカの辛いトウガラシはそれを食べようとする動物に物理的痛みを与え、病原体からも保護する作用がある。しかし辛みを作るのには代価が必要で、あなたと同じくたくさんの水が必要である。
ボリビアのトウガラシCapsicum chacoenseは湿った条件では100%辛くなるのに乾燥条件で育てると15-20%しか辛くならない。そして乾燥条件で辛くなったトウガラシは辛くないトウガラシより50%種が少ない。Proceedings of the Royal Society Bに報告された。

  • ウイルス学者が渋々センシティブなインフルエンザ論文の詳細の改訂に合意

Grudgingly, Virologists Agree to Redact Details in Sensitive Flu Papers
20 December 2011
http://news.sciencemag.org/scienceinsider/2011/12/grudgingly-virologists-agree-to.html?ref=hp
現在NatureとScienceがレビュー中の論文について、バイオテロに悪用されるリスクを最少化するよう詳細を変更することに、2つの科学者グループが嫌々ながら同意した。
米国政府はパンデミック対策には詳細情報が重要であるため必要な研究者には情報を提供するシステムを作ると言っているがシステムの詳細は不明である。Scienceは情報提供システムの詳細を評価するまで編集された部分の政府への開示は保留し、Natureも同様。

  • 実験室育ちのインフルエンザへの恐怖が拡大

Natureニュース
Fears grow over lab-bred flu
20 December 2011
http://www.nature.com/news/fears-grow-over-lab-bred-flu-1.9692
科学者は危険なトリインフルエンザ変異種のバイオセーフティ対策の強化を求める
人工の致死的トリインフルエンザH5N1が事故で放出されてパンデミックになるというのは悪夢である。現在議論になっているのは論文の発表だが、現在BSL-3で取り扱われているこのウイルスをBSL-4にすべきという主張がある。

コンシューマーラボ
Product Review: Zinc Supplements (Including Pills, Liquids, Lozenges, and Vision Formulas)
12/20/11
https://www.consumerlab.com/reviews/Zinc-Supplements-Lozenges-Review/zinc/
22製品を調査した。