食品安全情報blog過去記事

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研究は女性の葉酸レベルが増加していることを指摘

Research points to increased folate levels in women
22 Dec 2011
http://www.foodsafety.govt.nz/elibrary/industry/research-increase-folate-levels-in-women.htm
パンへの葉酸添加の影響についての新しい研究は、子どもを産む年齢の女性の葉酸レベルが増加したこと、これにはパンへの葉酸添加が寄与していることを示す。
MAFはパンの葉酸含量が望ましいものになっているかどうかと、その子どもを産む年齢の女性への影響を調査した。その結果女性の葉酸レベルが増加していることを見いだした。
2008/9年の先の調査より女性の血中葉酸濃度が増加したことはよいニュースである。妊娠中の葉酸不足は赤ちゃんの神経管欠損(NTD)リスクを高くする。
赤血球の葉酸濃度が906 nmol/L以上だった女性の割合が2008/9年の26%から59%になった。これにはパンへの任意の葉酸添加が寄与したように見える。
この研究ではさらに各種パンの葉酸濃度が多様であることも示した。これはパンへの添加が新しい複雑な工程であることから驚くべきことではなく、MAFは企業と協力して改良に努める。
調査の要約
http://www.foodsafety.govt.nz/elibrary/industry/monitoring-fortification-of-bread-folic-acid-sis.pdf
ニュージーランド政府は2007年にパン100gあたり80-180microgの葉酸の添加を求め、2010年4/5月までに製パン業者の1/3がパン100gあたり200 microgの葉酸添加に合意している。MAFはパンの葉酸濃度の他に2011年4-11月の間に子どもを産む年齢の女性288人の血中葉酸濃度を調べた。
パンの葉酸含量は添加したもの17の平均144 microg/100gで、5つについては50 microg以下だった。12については105-452 microgだった。この違いは製造工程にもよると考えられる。
研究報告書本文
Monitoring voluntary fortification of bread with folic acid
http://www.foodsafety.govt.nz/elibrary/industry/monitoring-fortification-of-bread-folic-acid.pdf