食品安全情報blog過去記事

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人工照明の健康影響に関する意見

SCENIHR - Opinion on Health Effects of Artificial Light
19 March 2012
http://ec.europa.eu/health/scientific_committees/emerging/docs/scenihr_o_035.pdf
照明用の光は通常弱く日光より低いため。が急性の病理的状態を誘発する可能性は一般的に低い。一部の照明器具は低レベルのUVを出す。最悪シナリオではオフィスや学校での照明がEU全体での扁平上皮細胞がんの数を増やす可能性はあるが家庭で使われている照明からの極めて少ないUVではない。リスクグループゼロ(リスクから除外)の人工灯の青い光が日光より網膜に深刻な影響があるという根拠はない。不適切に使われたリスクグループ1、2、3の青い光は理論的には光化学反応を誘発するが実際にリスクとなるという根拠はない。通常の照明による人工灯への慢性暴露が目に傷害を与えることはありそうにない(unlikely)。照明の種類にかかわらず夜間シフト労働などで起きているときに光を浴びることは乳がんリスクの増加に関連する可能性があり睡眠や胃腸や気分や心臓の疾患を誘発するかもしれない。