食品安全情報blog過去記事

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グリッターゲート

Glittergate
Posted by : Terrence Collis
Monday, 23 April 2012
http://blogs.food.gov.uk/science/entry/glittergate1
「汝姦淫せよ」−たった1つの単語(not)の欠落で意味が全く違う古典的例としての1631年の聖書(不道徳な聖書)のタイプミスと同じことがMail on Sundayで再びおこった。
「グリッターゲート」とされる混乱を明確にするための努力にもかかわらず、昨日のMail on Sundayでは私が以前このサイトで「毒ではないグリッターは食べてもいい」と言ったと、間違って主張している。もとの記事をすこしだけ注意深く読めば実際に私が言ったのは「毒ではないnot toxic、ということはそれをあなたが食べられることも食べられないことも意味しない」ということに気がつくであろう。
はっきりさせるために
・明確に「食べられる」と表示してあって認可された成分からできているもののみを食べる目的の食品に添加すべきである。
・食品と接触する物質についての基準を満たす「毒ではない」が食べられない飾りは、食品の装飾用に使うことはできるが、食べるべきではない。
・食品と接触する物質の基準を満たさない「毒ではない」飾りは食べるものであってもなくても食品につけるべきではない
詳細はFSAのガイダンスを参照するように。
幸いMail on Sundayはwebの間違いを修正したが、印刷物の回収はそんなに簡単ではない。不道徳な聖書の出版者であるRobert Barker と Martin Lucasがよく知っているだろう。
Mailの記事
http://www.dailymail.co.uk/news/article-2133336/Storm-cupcake-How-innocent-question-glitter-edible-The-Great-British-Bake-Off-sparked-national-fairy-cake-pandemonium.html
(Rainbow Dustのスパークリングクリスタルをクリームに振りかけられたら食べられないって言われても困るよねぇ。。素人の料理番組ではそういうことを気にしなかったのだろう。ケーキの装飾で凝ってるのってどこまでいくのかな)