- コカインは脳を老化させるかもしれない
ScienceNOW
Cocaine May Age the Brain
24 April 2012
http://news.sciencemag.org/sciencenow/2012/04/cocaine-may-age-the-brain.html?ref=hp
コカインを使用しない理由がまた増えた：慢性使用は老化を促進する可能性がある。
新しい研究では30代や40代のコカイン濫用者の脳には60代以上でみられる脳の変化がみられる。
- 子どもの時のストレスが遺伝子に傷跡を残す
ScienceNOW
Childhood Stress Leaves Genetic Scars
24 April 2012
http://news.sciencemag.org/sciencenow/2012/04/childhood-stress-leaves-genetic.html?ref=hp
小さいころのトラウマになる経験は情動に傷跡を残すことがある。しかし新しい研究では子ども時代の暴力が遺伝子にも傷跡を残す可能性を示唆する。研究者らは身体的虐待やいじめを受けた子どもたちのテロメアが短い傾向があることを発見した。
テロメアの長さと健康や寿命との関連は明確ではない。また5才以下で暴力に曝されていてもその後は暴力がなかった場合にはテロメアは長くなる傾向があった。
- EPAはもとNRDCのGlenn Paulsonを科学アドバイザーにする
NRDC
EPA Names NRDC Alum Glenn Paulson as Science Advisor
April 24, 2012
http://www.nrdc.org/media/2012/120424.asp
Glenn PaulsonはNRDCの初代科学顧問
NRDCは米国最大の環境団体
何が気になるかというとこれ
Arsenic in Drinking Water
http://www.nrdc.org/water/drinking/qarsenic.asp
NRDCはずっと飲料水のヒ素について問題にしていて（それ自体は当然と言えば当然）、EPAは現在ヒ素についての再評価中で、案の段階ではヒ素リスクを一桁大きく見積もることになる。NRDCの主張する飲料水中のヒ素によるがんリスクはこのページの表にあるようなもので、現行の水道水基準10ppbで500人に一人ががんで死亡するというもの。日本のミネラルウォーター基準50 ppbだと100人に1人になっている。
蒸留水や濾過水ならいいとか、どれだけお金をかけるつもりなのだろう
