食品安全情報blog過去記事

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その他ニュース

  • EUの科学委員会はフランスのGMへの懸念を却下−再び

ScienceInsider
E.U. Science Panel Dismisses French GM Concerns--Again
Martin Enserink on 22 May 2012
http://news.sciencemag.org/scienceinsider/2012/05/eu-science-panel-dismisses-frenc.html?ref=hp
EFSAがMON810が環境やヒトへ有害な可能性があるというフランスの主張を却下。
これはMON810を巡る長い戦いの最新の一撃である。

  • 雑草との戦いで形勢不利

Natureニュース
War on weeds loses ground
22 May 2012
http://www.nature.com/news/war-on-weeds-loses-ground-1.10691
除草剤耐性品種の増加で新しいコントロール法を探る
5月10日科学アカデミーによるワシントンでの雑草サミットで、USDAのHarold Cobleは383の雑草が1つ以上の除草剤に耐性を獲得していると述べた。
通常のアプローチは異なる除草剤とGM作物への切り替えである。このためたくさんのGM作物についてUSDAがレビュー中である。しかしこのアプローチも失敗する可能性があると研究者は心配している。新しい機械やバイオサイドなどもある。ほとんどの人が合意するのは、ラウンドアップ後の時代は農業がより複雑になるだろうということである。

  • 植物科学者があなたの質問に答える

Sense about Science
Plant scientists answer your questions
21 May 2012
http://www.senseaboutscience.org/news.php/255/plant-scientists-answer-your-questions
GM小麦についての質問への回答追加

  • James Randi Educational Foundation Web site

http://www.randi.org/site/
超常現象を証明したら100万円提供する、などの活動をしているサイト
1964年から始まっているがこれまで誰も受け取っていない
最近はラベルのないホメオパシーレメディを同定できたら100万ドル、という記事
http://www.montrealgazette.com/health/Homeopathy+relies+extreme+dilution/6531270/story.html

NYT
What if It Weren’t Called Pink Slime?
By PHILIP M. BOFFEY
Published: May 12, 2012
http://www.nytimes.com/2012/05/13/opinion/sunday/what-if-it-werent-called-pink-slime.html
ピンクスライム」の最初の犠牲者はそれを食べるヒトではなく、それを作っていた労働者だろう。Beef Products Inc.は先週3つの工場を閉鎖し650人を5月25日までに解雇すると発表した。2011年の始めにはこの国で販売されていた牛挽肉の70%が、製造業者の言う“lean finely textured beef”を含んでいたと推定されている。皮肉なことに、消費者団体がこの製品の安全性と栄養と安価なことを認め、擁護していた。何が原因か?1つはネガティブキャンペーンであるが、含まれているという情報が消費者に開示されていなかったこともある。

The making of the term 'pink slime'
Monday, May 21, 2012
http://www.sfgate.com/cgi-bin/article.cgi?f=/n/a/2012/05/21/national/a103309D80.DTL
この言葉を作ったのはUSDAの微生物学者で食肉の監視員Gerald Zirnstein