Open Forum of the European Partnership for Action Against Cancer
http://ec.europa.eu/health/major_chronic_diseases/docs/pr_epaac_open_forum_20120619.pdf
がん対策のためのヨーロッパパートナーシップ(EPAAC)は2012年6月19日、ローマで二回目の公開フォーラムを開催した。テーマはがん予防と健康促進、がん情報とデータである。
がんはEUの2番目に多い死因で(男性29%女性23%)、今後高齢化に伴い増加することが予想される。知識や経験を共有してこの問題に効果的に対応することができる。
EPAACは2009年に始まり2014年までの第一段階ではEU健康計画から出資された共同対策をとる。2012年はEUのがん政策25周年でもある。
EU健康コミッショナーJohn Dalliは以下のように強調する。
1987年以降我々のがん対策は予防、研究、コントロール、ケアを促進してきて、それによりがんとともに生きることを改善してきた。今年のテーマは情報と予防で、効果的ながん予防やコントロール戦略には情報が重要である。委員会は継続的包括的ヨーロッパがん情報システムを促進することに注力している。予防については人々ができるだけ早い時期から健康的な選択をすることでがん予防ができるような全てのツールを積極的に使っている。
不健康なライフスタイルを予防することが重要である。喫煙が、がんの予防可能な最大のリスク要因である。我々は人々がタバコの健康影響を確実に知るようにし、タバコ製品が若者にとってより魅力のないものにする必要がある。現在ヨーロッパのタバコ製品への法を改定しようとしているのはこのためである