食品安全情報blog過去記事

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Expert reaction to claims of polonium-210 being used to poison Yasser Arafat
04 July 2012
http://www.sciencemediacentre.org/pages/press_releases/12-07-04_yasser_arafat_polonium.htm
Surrey 大学放射線環境保護コース指導者で核物理学教授Paddy Regan教授
ポロニウム-210が死因かどうかについて明確な公開情報はない。わかっているのはポロニウム-210の半減期が138日であり、もし染みのポロニウムが同一起源なら、アラファト氏の尿の染みから発見されたとするポロニウム-210は彼が死亡した2004年11月には現在より100万倍強い放射活性があっただろうということで、計算上200000ベクレルだった。
報告されている現在の5ベクレルはヒトを殺すレベルではない。ポロニウム-210を呑み込んだ場合に致死的になるためには約1ミリキュリー(大体1000万ベクレル)必要である。しかし20万ベクレルと1000万ベクレルを直接関連させることはできない。もとがどれだけあってどれだけ膀胱から尿にでたのかを推定する必要がある。
さらにポロニウム-210が天然にも存在することに注意が必要である。天然由来のものが混入しているともとの量の推定値が大きく異なる。ポロニウム-210が殺人兵器に使われたかどうかについて結論するには天然由来の核種について排除しなければならない。

Asbestos mine loan gives Charest ‘good reason to be ashamed’
Tuesday, Jul. 03 2012,
http://www.theglobeandmail.com/news/politics/asbestos-mine-loan-gives-charest-good-reason-to-be-ashamed/article4385420/
カナダの最後のアスベスト鉱山に5800万ドルの融資を決めたことについて、環境保護主義者や医学関係者、がんと戦う団体など各方面から批判