食品安全情報blog過去記事

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国連食品安全機関は動物用成長促進薬の基準を設定

UN food safety body sets limits on veterinary growth promoting drug
6 July 2012
http://www.who.int/mediacentre/news/releases/2012/codex_20120706/en/index.html
コーデックス委員会は動物組織中ラクトパミンの残留基準を設定した。ラクトパミンは成長促進剤でブタを脂身の少ない状態に維持する。
コーデックスはこの薬物のブタとウシの組織中最大残留基準を採択した。この決定は提案されたレベルがヒトの健康に影響しないことを確認する厳しい科学的評価を経て行われた。評価はコーデックスを科学的に支援するJECFAが行った。コーデックスの投票では賛成69反対67、棄権7だった。
コーデックス委員会が設定したラクトパミンの規制値はブタやウシの筋肉では10 microg/kg、肝臓で40 microg/kg、腎臓で90 microg/kgである。


コーデックスの報告書はまだ出ていない
http://www.codexalimentarius.org/meetings-reports/en/