- 少量飲酒とがん：メタ解析
Light alcohol drinking and cancer: a meta-analysis
V. Bagnardi et al.,
Ann Oncol (2012) doi: 10.1093/annonc/mds337 First published online: August 21, 2012
http://annonc.oxfordjournals.org/content/early/2012/08/21/annonc.mds337.abstract?sid=58d84db3-a421-4595-b1ba-635841628426
アルコールが大腸、乳腺、咽頭、食道、肝臓、口腔、喉頭のがんリスクを増加させることについては説得力のある根拠があるが、ほとんどの場合中程度から高用量の飲酒によるもので、最大1日1杯までの低用量飲酒についてはあまり情報がない。そこで少量飲酒によるがんについてメタ解析を行った。その結果少量飲酒は口腔咽頭がん（RR = 1.17; 95% confidence interval (CI) 1.06–1.29）、食堂扁平上皮細胞がん(RR = 1.30; 95% CI 1.09–1.56)、女性の乳がん(RR = 1.05; 95% CI 1.02–1.08)と関連すると結論した。
（主に英国メディアが報道）
- 新しい報告：子どもの新学期用品に隠された有害化学物質がみつかった
CHEJ (環境団体)
New Report: Hidden Toxic Chemicals Found in Children’s “Back-to-School” Supplies
August 26, 2012
http://chej.org/2012/08/backtoschool2012/
PVC製品からフタル酸を検出したという報告。リュックや長靴などに（子どもが口に入れる）おもちゃの基準を当てはめると「高濃度」だという主張
（今ひとつ盛り上がっていない
こどもがレインコートや文房具をずっと口に入れて舐めるようなら学校に行く前にそういう行動をなんとかしないといけないのでは、という）
