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スコットランドの食品サーベイランス報告2011発表

Scottish food surveillance report 2011 published
19 September 2012
http://www.food.gov.uk/scotland/news-updates/news/2012/sep/food-surveillance
2011年にスコットランドの業者から集めた食品検体の解析結果は前年に比べて合格率がわずかに増加していた。
合格率は80%で、2010年に比べて3%増加した。
2011年は約9200の食品検体を集め、微生物について5000以上、化学物質について4188件を調べた。
前年同様、微生物については食中毒菌の検出はほとんどなく多く(83%)は衛生指標の超過であった。化学物質については有害物質が存在したり不適切な添加物の使用よりも表示の問題が主だった(88%)。
化学物質の分野で違反として報告されたのは表示については肉の含量や脂肪・脂肪酸の量、牛肉や豚肉や鶏肉をラムと表示、望ましくない物質についてはチーズと魚のヒスタミン、添加物については基準値超過がインディアンスタイルのテイクアウト製品の着色料で17件、保存料が29件、許可されていない添加物の使用あるいは非表示が7件だった。