食品安全情報blog過去記事

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農薬に関する常任委員会

Standing Committee on Phytopharmaceuticals
2012年10月5日の会議の要約
Report of the meeting of 05 October
http://ec.europa.eu/food/plant/standing_committees/sc_phytopharmaceuticals/docs/sum_05102012_pr_en.pdf
ハーブティーやお茶のアントラキノンについて
現行の0.01mg/kgのMRLは、農薬のせいではなく紙の製造が理由で守ることが困難であるという情報を受け取っている。紙のアントラキノンについては食品への移行に関する規制は存在しない。EFSAが関与するまえにお茶業界からのさらなる情報提供を求める。EFSAはアントラキノンの毒性学的エンドポイントについては合意されていないためMRLを設定するのは困難であると指摘した。MRLを設定するよりは製造方法の変更がいいいだろう。包装材から食品へのアントラキノンの移行を避けられるかどうかを検討すべきである。フィンランドスウェーデンの製紙業界がアントラキノンの検出原因を調査中で結果は2012年末までに出るだろう。