食品安全情報blog過去記事

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労働者の言語障壁に関連する塩素ガス放出 アーカンソー、2011

Chlorine Gas Release Associated with Employee Language Barrier — Arkansas, 2011
MMWR December 7, 2012 / 61(48);981-985
http://www.cdc.gov/mmwr/preview/mmwrhtml/mm6148a1.htm?s_cid=mm6148a1_x
2011年6月27日、アーカンソーの家禽加工工場で、一人の労働者が酸性の抗菌液が残っている55ガロンのドラム缶に次亜塩素酸ナトリウムを注ぎ、塩素ガスが発生して約600人の労働者が避難した。後に545人にインタビューし195人が治療を受け5人は集中治療室での治療を必要とした。健康影響を評価した。溶液を混合した労働者はスペイン語しか読めなかったがドラム缶の表示は英語だった。