- JacksonがEPA長官を辞任
ScienceInsider
Jackson Resigns as U.S. EPA Chief
by David Malakoff on 27 December 2012
http://news.sciencemag.org/scienceinsider/2012/12/jackson-resigns-as-us-epa-chief.html?ref=hp
Lisa Jackson長官が来月EPA長官を辞任すると発表した。Jacksonはオバマ政権の初期からのメンバーの一人で、EPAの規制に科学を基本とすると約束したが、他の多くのEPA長官同様政治的逆風に曝されてきた。温室効果ガス排出抑制のための「キャップアンドトレード」システムの提案は議会が却下し、いくつかの新しい規制案は費用や経済への影響などでホワイトハウスにより却下されたり縮小された。いくつかの注目すべき成果も上げた。その一つは二酸化炭素やその5つの温室効果ガスが公衆衛生上の危機であることを確認し、Clean Air Actのもとで規制できるようにしたことである。
- 何故遺伝子組換えサーモンについてのFDAの文書の発表が遅れたのか?
LATimes
Why the delay in release of FDA documents on gene-modified salmon?
By Rosie Mestel December 26, 2012
http://www.latimes.com/health/boostershots/la-heb-aquabounty-gmo-salmon-fda-20121226,0,4213839.story
FDAが12月21日に、長く待たれていた遺伝子組換えサーモンの環境影響評価を発表した。この文書の日付が5月4日であり、何故7か月も経った12月21日に発表されたのだろう?
Jon Entineの調査では4月に全ての内部監査を終えたがホワイトハウスが発表を差し止めていた。AquAdvantageサーモンはもし認可されればヒト食用としては初の遺伝子組換え動物になる。この魚が最初に作られたのは1989年、FDAに認可を申請して17年になる。さらに2010年以降、FDAの決定を待っていた。この経緯には賛成派も反対派も批判的である。